標準のブラウザはiPhoneと同じWebKitを利用したブラウザだ。表示もキレイで、これまでi-mode等のブラウザを利用していた人なら感動すら覚えるだろう。
iPhone 3Gが日本で発売されて1年以上が経過し、iPhoneに最適化されたWebサイトも少なくない。一方でAndroid(HT-03A)はまだ登場して間もないこともあり、最適化されたサイトは多いとは言えないだろう。
せっかく同じWebKitのブラウザがあるのだ。ならばUAをiPhoneに偽装すればiPhone用のサイトも見れるはずだ。それが可能なブラウザアプリが「Steel」である。
SteelではUAをiPhoneやPCに変更することができる。そうすることでより見やすくなるサイトも増えてくるだろう。もちろんSteelの機能はそれだけではなく、標準のブラウザとは使い勝手も若干異なってくる。劇的に快適な環境になるわけではないので、過度な期待は禁物だ。
こういったブラウザに至るまでアプリでカスタマイズできるところがAndroidの魅力でもある。その代表的な例ともいえ、標準のブラウザではできないことも可能なSteelをインストールしてはどうだろうか。