カッコイイことに価値がある「Ultimate Faves」

2009/09/11

最初に断っておく。はっきり言って現状では使い物にならないアプリだ。

しかし非常にカッコイイ。よくある演出ではあるが、つい使いたくなってしまう動作をしてくれる。

今回紹介する「Ultimate Faves」は3D回転するランチャーアプリだ。各種アプリの起動や連絡先からの呼び出しが可能である。

Ultimate Favesを起動すると、アプリのアイコンがサークル状に並び、それを回転させてタップすることでアプリの起動が可能になる。連絡先は別サークルにまとめられており、メニューから移動するか上下にスライドさせることで切り替えることができる。ランチャーとしての機能は十分備わっていると言っていいだろう。

残念ながら起動が遅い・選択が難しいといった根本的な問題がある。使って楽しいアプリであるが、常用するところまではいかないかもしれない。 しかし新鮮な感覚を味わうことはできるだろう。今後のアップデートにより動作が改善されていけば実用になるかもしれない。


PC版と連動したFeedリーダー「MODIPHI READER for iPhone」

2009/09/03

タイトルにfor iPhoneとついているが、Android(HT-03A)でも利用できるので安心して欲しい。なぜならブラウザで見るWebアプリだからだ。

インターネットを利用した情報収集を行ううえで、RSS/AtomといったFeedを収集するFeedリーダーは欠かせない。最近ではTwitterがその座を奪うかとも言われているが、まだまだその役割を果たすにはFeedリーダーの方が便利である。

AndroidはGoogleフォンと呼ばれることもあり、Google Readerやそのアプリを利用している人も多いだろう。しかしそれ以外のFeedリーダーをPCで利用している人は、PCとAndroidで同期がとれず不便な思いをしている人も多いのではないだろうか。

いいアプリがないならブラウザを使ってWebアプリを利用すればいい。PCと連動し、モバイル用に最適化されたインターフェースをもつFeedリーダーが「MODIPHI READER」だ。

MODIPHI READERはPC向けiPhone向けの2パターンのインターフェースが用意されている。 iPhone向けに用意されてはいるが、UAで切り替えているわけではないのでAndroidのブラウザからもiPhone用のインターフェースを利用することができる。JavaScriptを利用したそのUIはアプリ並に快適に動作する。さらに同社が公開しているSMART 4Cへの評価ポストを手軽に行えるボタンも用意されており、これらを利用することでFeedリーダー、オンラインブックマーク、マイクロメッセージのポストというソーシャルネットワークな活動をシームレスに行えるのだ。

注意が必要なこととして、まずFeedの追加はPC版で行わなければならない。また、Steelを利用している場合は動作が不安定になることが筆者の環境ではあった。SMART 4CがSteelのUA偽装で快適に利用できるようになるため、この点が非常に惜しまれる。願わくば通常のAndroidブラウザでもiPhone向けのSMART 4Cを利用できるようになって欲しいところだ。

PC版ももちろん非常によくできており、他のFeedリーダーにはない特徴が多数ある。iPhone版だけでなく、PC版SMART 4Cもチェックしてみてはいかがだろうか。


HT-03Aの環境紹介(その2)

2009/09/02

前回はHOME画面の紹介を行った。今回は常用しているアプリの紹介を行いたい。なお前回紹介したものについては省略している。

AK Notepad
手軽に書けるメモアプリ。すぐに使うメモは付箋に、こちらにはしばらく保存しておきたいメモを登録している。

Alermania
アラームアプリ。デフォルトのアラームが鳴らない場合があったので。

anちゃん
2chブラウザ。あまり見ない。

AppManager
アプリのアンインストールとSDカードからのインストールに。

Astro
ファイラー。アンインストールしたアプリのゴミを削除するときに利用。

Backgrounds
HOME画面の背景画像を変えたいときに利用。

Commantalb
タスク切替。ハードウェアキーからの起動ができれば使えそう。Simejiユーザーならランチャー機能を使うと便利。

FlickWnn
フリック入力を実現するアプリ。しばらくSimejiと併用していたが、ここ1ヶ月はずっとこっちを利用している。

FxCamera
トイカメラやポラロイドといった加工のほか、通常のカメラとしても使える。

Kids Paint
子供の遊び用。描いた絵を保存することもできないため、手書きメモとしても使いづらい。

MyMarket
英語だが有料アプリの情報を参照できる。

MyQR
QRコードの作成。出会いがある方は。

Nounours
熊の人形をいじるだけ。くるくる回ったり飛び跳ねたりするアクションがおもしろい。子供用。

Opera Mini
タッチの感度は悪いが、「戻る」に時間がかからないのが良い。ケータイライクな表示もできる。

PicSay
撮った写真を加工できる。へたにPCで加工するよりも楽。

QRコードスキャナー
QRコードを読み取りたい場合に利用。

Quickdroid
アプリ等を検索して実行できる。ランチャーとしてかなり優秀。ハードキーに割り当てられたら最高。

Steel
WebKitのブラウザ。UAをiPhoneにすることもできる。

Swift
Twitterクライアント。軽快な動作と使いやすさが魅力。

TaskControl
タスクの終了や切替をできる。

Toggle Settings
設定変更が分かりやすくできる。音量の調節が細かいのも良い。

wpToGo
WordPress.comに対応したブログエディタ。

小町ブラウザ「閲子」
「発言小町」ブラウザ。デザインがステキ。発言小町自体の魅力もあり。

常用してるのに未だ紹介記事を書いていないアプリも多数あるが、近いうちにその記事を書けたらと思う。また、インストールしているが今回紹介していないアプリも多数あるため、そちらも機会を見つけて紹介したい。


HT-03Aの環境紹介(その1)

2009/09/01

docomoからHT-03Aが発売されてもうすぐ2ヶ月が経とうとしている。この期間にも多数のアプリが登場し、各人のHT-03Aもそれぞれに合った形にカスタマイズされていることだろう。

そこで今回から2回にわたって、アプリの紹介ではなく筆者のHOME画面とインストールしているアプリを紹介したい。何かの参考になれば幸いだ。

home

まずは筆者のHOME画面を紹介しよう。

HOMEアプリケーションとしてFresh Faceを利用し、テーマにはOrange Moodを使っている。きれいで分かりやすいステキなテーマだ。aHomeのテーマとして公開されている。Fresh Faceでは画面数を増やすこともできるが、筆者は2画面しか使っていないため、一番右の画像はFolderに入れているアプリを載せている。もう1つのFolderにはブックマークを入れているため省略させていただきたい。

次に表示しているウィジェットを紹介しよう。

左画面に大きく場所をとっているtwitterへのポストウィジェットと付箋ウィジェットはFresh Faceに最初から付属しているウィジェットだ。 その他よく使う連絡先とGmailを左画面へ置いている。

中央画面左上のカレンダーは桜の暦、右上のバッテリー量表示はBattery Widgetだ。いずれも1×1マスでキレイに表示してくれている。本当はそれらの間の2マスに時計を表示したいのだが、丁度良いウィジェットがなく、また右上にも時計は表示されているため空きスペースとなっている。

中央左はこの世で一番カワイイ存在でありHOME画面に必要不可欠なものだ。その右にはMilchkaffeeのウィジェット機能を使ってRemember the Milkに登録しているタスクを表示させている。物忘れが激しい筆者にはこちらも欠かせない。

中央右下にはQuick Profilesで作成したプロファイル切替ボタンを置いている。普段用(Default)と会社用(Office・マナーモード)をワンタッチで切り替えることができ、毎日使う必須なウィジェットとなっている。

HOME画面を2画面しか使わずに済んでいる理由がFolderの利用だ。普段よく利用するアプリはそこまで多くないため、Folderはランチャーとして活躍してくれている。画面を移動するよりフォルダーを開くほうが楽だと筆者は感じるため、そのような利用方法に落ち着いた。

以上で筆者のHOME画面と利用方法の紹介を終わりたい。次回はインストールしているアプリを紹介する予定だ。


Androidの可能性を探る「Pipedroid」

2009/08/31

Androidのもつ特徴的な機能の1つがIntentによるアプリ間の共有だ。Intent(インテント)とは、簡単に言うとアプリ内で利用している情報を他のアプリでも利用できるようにする仕組みのことだ。例えば以前紹介したように、カメラで写真を撮ってPicsayで加工する、といった連携でIntentが利用されている。

そのIntentを最大限に活用しようというアプリが「Pipedroid」だ。

現在用意されているプロファイルは、はてなブックマークへ追加等といったWebサービス関連のものがある。しかしまだまだ数が少なく、Pipedroidで何ができるのか未知数だというのが現状だ。だがプロファイル数の増加、そしてPipedroid自体のバージョンアップによっては、自分に合ったAndroidのカスタマイズには欠かせない存在となる可能性も秘めていると筆者は思っている。

まだまだ荒削りではあるが、今後が非常に楽しみなアプリである。


素早くブックマーク「Quick Save」

2009/08/20

オンラインブックマークを利用している人はHT-03Aユーザーであれば多いだろう。日本でははてなブックマークが人気だが、Del.icio.usも国内外で非常に人気のあるサービスの1つだ。

Del.icio.us専用のアプリも存在するが、本当に素早くブックマークしたいなら「Quick Save」もお勧めだ。

Quick Saveでは現在Del.icio.usとRead it laterの2サービスを利用することが出来る。 あらかじめIDとパスワードを設定しておけば準備は完了だ。ブラウジング中にブックマークしておきたいページがあったら、ページの共有からQuick Saveをタッチするだけでブックマークが完了する。タグはIDとパスワードの設定画面であらかじめ設定しておく必要があるため、各ページごとにタグ付けすることはできない。まさに素早くブックマークする機能に特化したアプリと言えるだろう。

管理はPCでやる、モバイルからは保存さえできればいい、そんな人にお勧めなアプリだ。


リアルとの融合「Layar」

2009/08/19

セカイカメラを中心として、現実世界とモバイルの融合が話題になっている。ドコモも公式に開発しており、そういったアプリを現実拡張アプリと呼んだりすることも多い。

まだまだ登場したばかりの技術であるため、それがどのように利用できるのか、はたして本当に実用的なのかは未知数である。ならば自分で使って確かめよう。前述した通り、ダウンロード数が限定されていたドコモの公式アプリも存在するが、それより「Layar」のほうが使いやすく確実に体験できるだろう。

Layarでは、欲しい情報が載っているレイヤー(Layer)がカメラからの眺め(または地図)に重なって表示される。例えばコンビニのレイヤーを重ねると、自分が向いている方向にあるコンビニの情報が表示される。もちろん地図での表示であれば地図上にアイコンが表示されるようになる。日本のレイヤーも既に数種類公開されており、コンビニや銀行といった普段利用する機会が多いと思われるレイヤーは揃っている。また、Twitterのレイヤーも存在するため、Twitterに位置情報が登録されていれば表示される。ただし、レイヤーによっては日本語で文字化けが起こるため、そこは修正を期待しつつ利用していきたいところだ。

未来への第一歩と言える現実拡張アプリだ。青空の見えるところで試してみよう。

なお、アプリ名はLayerではなくLayarである。間違えのないよう。


ちょっと覗いてみよう「MyMarket」

2009/08/18

現在HT-03Aから入手できるアプリは無料のものだけだ。マーケットには有料のアプリ自体が表示されないため、どんな有料アプリが世界で公開されているか見ることもできない。

OpenHomeやBetter Keybordなど、有料アプリがあることはthemeが多数配布されていることからも分かるだろう。ではそれがいくらで配布されているか知りたいこともあるはずだ。

では世界のAndroidマーケットを少し覗いてみよう。アプリ名とアイコン、値段がわかるのが「MyMarket」だ。

MyMarketのUIはデフォルトのマーケットとほぼ同じだ。英語であること、ブックマークをつけることができるといった点が異なるが、使い方はすぐにわかるはずだ。アプリの詳細や購入はデフォルトのマーケットへのリンクとなっているため、有料アプリについては確認することができない。 それでも現時点で値段を確認できるのは悪くない話だ。

今後いつ日本で有料アプリのダウンロードが可能になるかは分からない。それまでMyMarketを見ながら期待しているのもいいかもしれない。


オシャレなTwitterクライアント「YapYap!」

2009/08/14

AndroidユーザーにはTwitterユーザーも数多くいるため、多数のTwitterアプリが公開されている。当ブログでもTwitterRideを以前紹介したことがある。

たまには気分を変えてみるのもいいだろう。見た目にもこだわりたい人は「YapYap!」を試してみてはどうだろうか。

YapYap!の特徴は、何と言ってもタイムライン表示のステキさだ。青を基調とし、アイコンから吹き出しで表示されるタイムラインは見ていて気持ちのいいものだ。初出では日本語表示に対応していなかったが、頻繁なバージョンアップにより今は問題なく表示される。tweet用のフォームが常に表示されているのもすぐ発言できていいところだ。ポストをタッチすることですぐに返信できるのも便利だ。

まだまだベータ版ということでプロフィールがなかったりと洗練されていない機能はあるが、 今後も非常に期待できるアプリと言えるだろう。

なお、筆者のtwitterアカウントはhttp://twitter.com/oceantである。他愛のないつぶやきしかしていないが、フォローしてもらえると情報交換等ができるかもしれないのでぜひ。


小町ブラウザ「閲子」

2009/08/13

発言小町というサイトをご存知だろうか?小町という名の通り、主に女性が中心となって会話(レス)が進んでいく掲示板サイトである。掲示板サイトといえば 2ちゃんねるが有名だが、より一般的な内容を扱うことが多く、まさに昔ながらの掲示板が巨大になったものと言っていいだろう。

先程あげた2ちゃんねるには専用ブラウザ・アプリが多数存在するが、その小町バージョンといえるのが「閲子」だ。

内容が女性を中心としたものであるだけに、アプリのデザインも明るくキレイにまとまっている。だが残念なことに通信にかかる時間が非常に長く、スレッド一覧やレスを取得するのに数十秒といった単位で待たなければならない。ナビゲーションやデザインが悪くないだけに、この点の改善が望まれるところだ。

発言小町の魅力は「私が正しい。相手が間違っている。」といった内容の発言に対する容赦ない反論レスの数々にこそあると勝手に思っている。2ちゃんねるよりも人間味に溢れており、様々な考え方を持つ人がいるということを認識できるだろう。ぜひ「閲子」で覗いてみてはどうだろうか。