リアルとの融合「Layar」

2009/08/19

セカイカメラを中心として、現実世界とモバイルの融合が話題になっている。ドコモも公式に開発しており、そういったアプリを現実拡張アプリと呼んだりすることも多い。

まだまだ登場したばかりの技術であるため、それがどのように利用できるのか、はたして本当に実用的なのかは未知数である。ならば自分で使って確かめよう。前述した通り、ダウンロード数が限定されていたドコモの公式アプリも存在するが、それより「Layar」のほうが使いやすく確実に体験できるだろう。

Layarでは、欲しい情報が載っているレイヤー(Layer)がカメラからの眺め(または地図)に重なって表示される。例えばコンビニのレイヤーを重ねると、自分が向いている方向にあるコンビニの情報が表示される。もちろん地図での表示であれば地図上にアイコンが表示されるようになる。日本のレイヤーも既に数種類公開されており、コンビニや銀行といった普段利用する機会が多いと思われるレイヤーは揃っている。また、Twitterのレイヤーも存在するため、Twitterに位置情報が登録されていれば表示される。ただし、レイヤーによっては日本語で文字化けが起こるため、そこは修正を期待しつつ利用していきたいところだ。

未来への第一歩と言える現実拡張アプリだ。青空の見えるところで試してみよう。

なお、アプリ名はLayerではなくLayarである。間違えのないよう。